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西村(滋賀2)
失礼します。
インカレ個人戦の振り返りを書かせていただきます。
今大会の運営に関わった全ての方々、日頃から応援してくださるOB、OGはじめ全ての方々ありがとうございました。
結果は78/105で今大会が国内で最もハイレベルな大会であることを再認識させられるとともに、トップ層との差を一番感じた大会でした。今回のインカレは例年のインカレよりも微風が多く、オクマの代名詞「北東の中風」で一度もレースを行うことがありませんでした。前入り期間も風が無く、インカレに向けてストパン、軽ハーネスストラップばかり練習してきましたがほとんど使うことはありませんでした。
今大会の良かった点は、微風レースでスタート潰されることなく出て少し前を走れた点。艇速が上位層に置いて行かれなかった点の2点です。
悪かった点はスタート技術、海面能力、体力です。僕は今回のインカレではスタート潰されなければ(微風から中風なら)30/105ぐらいには入れる艇速があると思いました。やはりこの競技はスタートで8割くらい決まるのでこれからはスタート練習を徹底していきます。吹きになればトップ層とは艇速が全く違いました。スタート飛び出し上位層の上を取れていましたが上マークに着く頃には60位くらいまで落ちていました。離された原因は間違いなくタック位置でした。艇速で置いて行かれた訳ではありませんでした。最後は下りでアンダーを漕ぐ体力が無かったことです。腕パンし漕ぎ続けられませんでした。根性とか気合いとかそういっただけの話でなく疲れない漕ぎを獲得して初めてアンダーを武器にできると感じました。
ここまでは技術的な反省でしたが、最後にインカレを通して感じたことを書いて終わろうと思います。今大会一番感じたことは、僕はこのままだと来年インカレで入賞することはおろか、シングルの1本も走れないということです。なぜなら今の滋賀は本気で入賞や沖縄で前を走ることを目指す人間がほぼいないからです。3回生で沖縄に行って全国の舞台に立って満足して引退。今の滋賀の部員は90%がこの状態です。この意識が部に浸透していてはインカレ入賞者なんて排出できる訳がありません。目標は人それぞれなので今の滋賀の状態が悪いと言うつもりは全くありませんが、僕は来年のインカレで表彰台の一番上に立ち、最高の形でこの競技を終えたいです。これを読んでいる人で、「本気で来年の沖縄で前を走りたい人」がいたら一緒に沖縄で前を走るための高強度の練習しましょう。