ホーム 掲示板 反省 インカレ予選 振り返り 返信先: インカレ予選 振り返り

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平山(県大3)

    まずは、大会を運営してくれた学連の先輩方、マネージャーさんありがとうございました。また、北港まで応援に来てくれた1回生もありがとうございます。
    今大会はインカレ予選通過という今年度最も重要視してきた目標に挑戦するものでしたが、目標を達成することができず、苦い思いのまま終わってしまいました。
    感情的に様々なことを書き尽くしたいですが、ここでは、冷静に自分が今後どのように結果を残せるようになるかに着目して振り返りたいと思います。
    今大会での反省は3つあります。
    1つ目は中風でフレッシュを走り続ける技術です。今大会はリーパン風で5本レースを行いましたが、そのうちの3本は全体の2/3ぐらいの順位でそのレースでは常にフレッシュを取り続けることができずに順位を落としていった印象があります。フレッシュを取るためにはスタートで飛び出すことやスタート後に打つ1、2回のタック、スタートを端から決めることなどが必要だったと思います。スタートで飛び出すのは漕ぎ(リーパン)の技術も必要ですが、スタートライン付近での待機の技術も必要です。今大会では、この待機の技術が欠けていると思うシーンが多くありました。スタート自体は出ることができているが、飛び出せなかったシーンやゼネリコで助かったシーンがありました。今までのラウンディングやスタート練習ではここまで想定して練習に取り組めていなかったことに気づきました。スタート後のタックに関しては、スタートを端から出るということにも関連していますが、フレッシュをどう取るかのプランを持ってレースに臨めていなかった証拠だと思います。スタートを端で決めるというのは具体的には上スタ、上ヒョコです。今までは早めにラインに入ってとにかく飛び出すということがスタートでは大切だと考え練習してきました。そのため、上有利の場合、上スタを決めなくとも上よりである程度、飛び出すことができれば戦えると考えていました。しかし、今回はリーパンレースが多く、どちらか言えば不得意なリーパンで戦わなければならない場合、スタートで飛び出すことができる可能性は低かったと思います。そんな中で自分の勝率を上げるためにはスタート位置にこだわることだったと思います。土曜日の午後の2本、日曜日の最終レースは上有利かつ比較的、上が空いていたのに、そこからスタートできなったのはスタート位置を重視してこなかった自分の習慣のためだと思いいます。今までのスタート練習、ラウンディングでも上スタは数回しか、上ヒョコは一度もやったことがありませんでした。今後は上からスタートを決めれる選手になれるように練習していこうと思います。
    2つ目はリーパンの艇速です。正直、この課題は3年生になってからずっと抱えている課題で、動画を見たり、ノートを振り返ったり色々試してきたはずですが、インカレ予選が近づくにつれて、あまりフォームを変えずになんとかならないかという思考になっていました。インカレ予選は終わってしまいましたが、ここからリーパンをフォームやリーパン風の波の対処、角度調整を改革していこうと思います。
    3つ目は圧倒的に走れる風域がないということです。今大会はリーパン風が5本と微風が1本という自分にとっては不運な側面もあったのかもしれませんが、微風を1本行っているのにそこでシングルや10番前半を取れないというのは今後の選手人生を考えると不安な要素だと思います。今後の大会でも今大会と同じように微風はやっても1本ということが予測されます。たった1回でもそこで走ってリザルトをあげてインカレ通過をはたした選手も今回は何人かいました。結果論ではありますが、自分は今大会の微風でシングルを走っても通過は厳しかったのですが、ウィンドに対する気持ちを高める意味でも圧倒的に走れる風域を持たなければならないと思います。そして、自分が琵琶湖で練習している以上、それは微風になる可能性が高いと思います。微風の練習はこれまでもたくさんしてきましたが、まだまだ改善できるところはあると思うので微風の技術を上げれるように取り組んでいきたいと思います。