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初田(県大3)
失礼します。
はじめに、運営に携わってくださった皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございました。
今回の目標は、前向きにレースに挑むため、入賞を目指すこと、どれだけ前を走れるか楽しみにレースすることを設定し、予選通過のための目標順位も設定しました。結果としまして、予選通過のための順位目標については、4レース目以外は達成することができ、5位で予選通過することができました。
今回の大会では、自分の詰めの甘さが顕となり入賞を逃してしまいました。反省点としましては、アプローチ付近での展開の立て直し方がまだできないことです。前を走っていても、アプローチ付近での判断力が欠けており、惰性で展開して、捲られてしまうことがありました。8割のところまできたら、もう一度ブローや艇を見て、マークまでのコースを引き直すことを徹底し、そこで捲れる側になる必要があると感じました。また、アビームでの自信のなさが、捲られてしまう、捲れない要因だったと思います。本戦も、アビームはとても長いため、アビームストパンをたくさん漕ぎ、捲れる選手になって本戦に挑めるようにします。また、展開を外してしまったときのリカバリー力が速い選手に比べ劣っていると感じました。ズボったレースの数字の大きさが、速い選手と比べるとまだまだ大きいです。大きな展開を外しても、その海面での最善を選ぶ力は、アプローチ付近でコースを引き直す力と似ていると思うので、この2つを意識して本戦までに改善して、本戦までの大会で勝ち癖を付けられるようにします。
今回、この半年満足に練習できなかった中で予選通過できたのは、①唯一前乗りできた日とコンディションが似ていた②1本のレース・ラウンディングから学びを多くえることができた③メンタルの持ち方の3つが要因だと考えます。②については、練習量が人より劣る分、質を高めようと、走れた時には、どうして自分が走れたのか、他の人はどうして自分より遅かったのかを考え、走れなかったときは、自分の展開と走れた人がどうして走れたのかを考えました。こうすることで、自分以外の人の展開についても考えられるので、レース経験値は2倍以上にすることができたと思います。また、周りをよく見る必要があるので、視野が拡がったり考えるキャパが大きくなったように思います。③については、直前からですが、ウインドを楽しむことを忘れないようにしました。楽しむというのはプレーニングして楽しいってなるようなものとは違って、面白いから楽しいみたいな感じです。これは、自分の考えた展開が上手くいったときや、他の人が走れた理由などが分かってくれば、少しづつ感じられるものなのかなと思います。また、技術力はすぐには変わりにくいかもしれませんが、展開は考え方次第で急に上手くはまる事もあります。だから、レース当日までどれだけ前を走れるか、分かりません。そこがウインドサーフィンの楽しいところで、もちろんそれまでに考える癖を付けて考える材料を手に入れる努力は必要なですが、レース当日の自分の頭のキレによっていくらでも前を走れる可能性はあります。そう思えれば、海に出てしまえば、考えることだらけで緊張してる暇もなくなっちゃいます。
でも、知識がないと考えることさえできません。だから、後輩のみんなには、先輩たちがたくさんいる間に、もっともっと質問したり練習したりして知識や考え方を吸収して、来年は今年の倍以上の人数で沖縄に行ってほしいです。
最後になりましたが、この1年もたくさん支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。3回生の学校は思ったよりも大変で、予選に出れるのかも本戦に出れるのかもわからない不確定な状況の中、正規練習にいけば調子は悪くなる一方で、潰れそうになることもたくさんありました。それでもたくさんの人の支えのおかげで、やりきることができ、後輩に自信をもって栄養の3回生でも沖縄行ける!と言ってあげられる状況を作れたことがとても嬉しいです。本来なら、去年通過させていただいた身として、周りを引っ張っていく存在であるべきでしたが、自分に必死で何も出来ず申し訳ありません。予選で得た悔しさをバネに、今年も沖縄に行けるからには、結果を残すため、本戦に向け1日1日を大切に今まで以上に練習に励むとともに、楽しそうに一生懸命にウインドに取り組んでいる姿を見せてくれ刺激を与えてくれる後輩のみんなや、このチームに貢献できる部員となれるよう一生懸命に取り組んでいきますので、見守ってただけると嬉しいです。
以上です。失礼しました。