ホーム 掲示板 反省 関西新人大会第一戦 返信先: 関西新人大会第一戦

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髙橋 滋賀1

    失礼します。
    関西新人大会第一戦の振り返りを書かせていただきます。
    まずは大会を開催、運営して下さった方々、差し入れをくださった方々、積み込み積み下ろしを手伝って下さった方々、応援に来て下さった方々、いつも練習を見て下さっている先輩方、ありがとうございました。
    今回初めての大会ということでわからないことも多く不安と緊張で押しつぶされそうでしたが、なんとか4レース成立したことでカットを作ることができ心の余裕を持ってレースすることができました。
    自分の今大会は目標は入賞でしたが、苦手な風、初めての大会の緊張と全力が出しきれない状況でしたが思ったよりも良い成績を出すことができたというのが率直な感想です。
    練習の中でリーパンを漕ぐ機会があまりないにも関わらず、今大会は4レースともリーパンで漕ぎ切りました。
    慣れていないリーパンでずっと周りに艇速が負けていると思いながら走っていましたが、低速は劣らず角度は自分の方が出ていたためコース取りが楽にできていた印象です。
    今回この大会で2位という成績を取ることができた理由(良かったところ)と2位だった理由(悪かったところ)を書いていきたいと思います。
    2位を取ることができた理由の1番大きかった部分はスタートであると考えています。
    上ヒョコ、ポースターのみでスタートを切りましたがどちらも良いタイミングで出ることができたました。
    特に3レース目のポースターは風軸を自分で感じることができ
    下有利を理解した上でポースターを選択できたところというのがピンを走る以上に価値があったと考えています。
    今後も風軸、展開、海面を見てスタート位置を決める練習をしていきたいと思います。
    2つ目の理由は漕ぎであると考えています。
    先ほども少し書きましたが今大会は4レースともリーパンで走り切る形となりました。
    中風、リーパンはあまり得意ではなく、低速が出ているか心配しながら漕ぎ続けていました。
    ですが、周りの艇と速度は変わりませんが、角度がよく出ておりコース取り、上マーク前での状況がうまく作用しました。
    1レース目、2レース目はやはり風軸が振れ変わるタイミングでもあって、上マーク前で届かないことが多くありましたが、3、4レース目は良いアプローチができ修正することができたところが良かったと考えています。
    インスタライブでリーパン、エイトを褒められていたことを後で知った時は喜びよりも驚きの方が大きく喜びきれませんでした。マスパンはカッターさんに教えて頂いており自分の中でも自信のある漕ぎですが、リーパン、エイトは教えて頂いたことがなく動画を見て真似している漕ぎだったためなぜ褒められていたのかわかりませんでした。自分の中で漕ぎの改善点は見つかっていますので修正することを7月の目標としたいと考えています。
    3つ目は他の艇の観察がレース中にできたことです。
    先ほどリーパンの角度で勝っていたというのが良かったところでありましたが、これは3レース目が1番顕著に現れました。
    下1でスタートした自分が高さは一緒で段々と離れていく他の下からスタートした艇を見ることで自分の漕ぎの良さを感じることができました。このことにより自信がついたというのもありますが、この後の展開上マークを回る前ポートで先に上ることができていたのでその後のアプローチでスタボの時間が長く、他の艇とぶつかることなく回航することができました。
    漕いでいる途中下からスタートしたことが正解であると感じていましたが、他の艇と比べてのぼれていたというのを理解することができました。3、4レースの時上マーク前でのアプローチを改善することができた理由がこの他の艇の観察ができたことでした。今回のレースでは手乗りをしていた人が1/3ほどいたため手乗りの艇を見てアプローチの角度を修正したりタックのタイミングを選んだりすることができました。
    これによりタックのタイミング、上マークへのアプローチが修正され後半にかけて成績が伸びた印象です。
    今回レース中に走っていた時上位数名は固定されており大体同じ人が多かったためその人ごとの捲るタイミングといのうが少し自分の中であったというのがスタートの後良い展開を産むことができたのではないかと考えています。例えば今回負けた12-3の方には漕ぎでは負けていましたが、コース取り、スタート、回航では勝っていたと考えています。
    自分の中でまくるタイミングが決まっていたというのが今回レース展開を考える上で良い影響があったと考えています。
    以上3つの理由を挙げましたがこれは全て日々の練習の成果だと感じています。運の要素が無かったとは言い切れませんが
    自分が練習したことがうまく行ったという成功体験は今後の練習のモチベーションにもつながる良い大会であったと考えています。
    最後に2位だった理由を書きたいと思います。
    1位の人と2ポイント差この差はなんだったのかというのを大会後1週間考えました。それは一つ漕ぎ、自分自身の漕ぎのスピードが他の人と比べてつけることができ無かったというところと下りのコース取り、エイトを褒められることはありましたが下り角度が甘いタイミングが多く、クリューの時に落ちてしまったことから下らせる動作が甘くなっており低速は出ていたが下る角度が出せていないタイミングがありました。
    そして最後に1番大きかったと感じているところはメンタル面
    です。1レース目は1位の人に順位一つ負けていますが、私はこの時この結果に満足しました。2レース目は上マーク前での事故によりモチベーションが下がり20位
    3レース目はよく集中できており風軸を見極めてスタートできたためピン。1、2、3レース目のはどれも1位を取るに値するメンタル面をしておらず特に1レース目は3位で満足している、というのが1番悪影響を出していたと考えています。
    そして1番悪かった4レース目、「3レース目でピンを取ったことから次のレースも走らないといけない、風軸的にポースターが効果的、今4ポイントだからもう入賞は確定だ」という思考がありましたが。結局上ヒョコで下からでたはるきに負けていてレース中も漕ぎに力が入っておらず、1位を取るというのを忘れてしまっています。プレ七夕でも同じようなことがありました。3レース目1位を取り優勝が確定したところで4レース目はリタイア、何もプレ七夕から得ておらず成長していません。
    自分は今大会は最初から1位を取るような人では無かったというのが今回の大きな敗因であったと考えています。
    次回の大会は必ず優勝します。