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平山(県大4)

    まずは、応援してくださった同期・後輩の皆さん、和歌山に足を運んでくれたり差し入れをくださったOB・OGの方々、大会を運営してくださった運営スタッフの方々、場所を提供してくださった和歌山セーリングセンターのスタッフの方々、ありがとうございました。天候にやや恵まれず3日間で5レースという少ないレース数となってしまいましたが、安全に大会を終えれたらことを嬉しく思います。
    今大会は全大学内で9位以上、そのために個人としてはどの風でも20位代でフィニッシュするという目標を掲げていたのですが、それを達成できたレースは2レースしかありませんでした。
    走れなかった北西の中風レースは有利エンドを読み違えることが多く、苦しい展開から始まり、挽回することができずに終わってしまいました。読み違えた後のリカバリーをできるほどの艇速がなかったことと、下り方を工夫できなかったのが大きな原因だと思います。不利エンドからのスタートを切ることになったとしても、艇速で艇団の先頭に出て、艇団を引っ張ることができたら、20位代を取ることは難しくなかったと思います。自分の中でストパンの艇速は改善できていたと思っていましたが、波に合わせるストパンは上手く使えることができずに終わってしまいました。また、下り方は、1つのブローで下り切ることができないコンディションだったので、アンダーで艇速を出すところと波に乗せて高さを取るところを上手く組み合わせる必要がありましたが、アンダーの使いどころで迷ってしまいあまりまくることができませんでした。
    また、最終レースはスタートで潰れてしまい、最初から苦しい展開で思うようにコースを引くことができませんでした。波が高めのストパンでのスタートは自分が最後まで苦手としていたものだと思います。海で練習しているプレイヤーと自分との間に明確な技術差を感じました。
    最後の大会でしたが、反省点も多く、思うようなリザルトを残すことが出来ず悔しい思いをすることとなってしまいました。今まで、色んな大会を経験して来ましたが、苦手風域があるとやはり大会を楽しみ切ることができないと思います。自分にとって苦手風域はストパンが入るくらいの中風で、4〜6m予報の日はあまり気が乗りませんでした。それでも自分の中では練習してきたものがあったから、いい順位でフィニッシュできる可能性は低くてもチャレンジすることがあったので前向きに取り組むことはできていたと思いますが、前を走れない事実を受け入れることが嫌でした。自分の課題や反省点、苦手と向き合う力がまだまだ足りなかったと思う大会でした。
    最後に、この大会を持って現役生活を終えることとなり、私をこの部活に受け入れてくれた先輩方、応援してくれた同期・後輩、速すぎる全国の同期、支えてくれた両親、学科の友達などこの部活を通して関わってくださった全ての皆さんに感謝をしたいです。この部活で数字として残る成績を残すことはできませんでしたが、毎日ウィンドサーフィンのことを考えることがないくらいこのスポーツに没頭していたし、この部活を通して嫌なことも嬉しいことも経験することができ、人間としては大きく成長することができたと思います。何一つ掛け替えのない一瞬だったと思います。これからはこの部活で達成することのできなかった目に見える成績を残すこと、この部活で受けた恩恵を後輩に還元していくことを主軸に生きていきたいと考えています。