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初田(県大3)

    失礼します。
    はじめに、応援してくださった先輩方、同期、後輩、OB•OGの皆様ありがとうございました。また、ご支援いただいたOB•OGの皆様やメンバーのご家族の皆様、運営に携わってくださった学連ならびに関係者様、本当にありがとうございました。
    今大会の目標は、団体入賞とレディピンを取ることでした。結果として、達成することはできませんでした。反省点は2つあります。
    ①苦手から目を背けたこと
    私の今大会の1番の反省点はスタートに消極的になり埋もれてしまったことです。ある程度の大会であれば、スタートが微妙でも、その後のリカバリー力で前を走ることができたりもします。でも、インカレや団体戦では、通用しません。大きな大会で走るためには、スタート、海面能力、艇速や技術が全部必要です。当たり前のことだけど、どこか別のところでカバーできると目を背けていた自分がいました。苦手なことがある人は、目を背けずになんなら得意にしてやる、くらいの気持ちで練習してほしいです。
    ②海面を上手く使う技術•経験値が足りなかった
    海面能力が高いわけじゃないけれど、それ以上にスタートも含め、見えた海面を使うための技術が足りないように思いました。中風以上で、下りでもたもたジャイブしている間に周りにもブローにも置いていかれたり、艇速をだしてブローを取りに行きたいのに、うねりで上手く走らせられなかったり、そういったところで差を感じました。見えているのに使えない、はブローを使う経験不足だと思います。リーパン風でたまに前を走れたのは、他の風域に技術や経験値が追い付いていたからだと思います。

    これらの反省や3年間の経験から後輩たちに伝えたいことは2つです。
    ①遠征を大切にする
    松原での練習でも、ある程度の技術も海面•対人能力、技術は養えると思います。でも、本当に強くなるための成長のビッグチャンスは遠征だと思います。いろんなゲレンデに出向いて、海上にいる時間はフルで自分のために使う。誰よりも速く出艇して海面調査したり、そのゲレンデやコンディションに合う漕ぎ方模索してみたりする。レース中もいっぱい考えて、ミーティングで振り返って、そうやって遠征1回1回をフルに活用して、たくさんの経験値をゲットしてください。
    ②同期、先輩、後輩、他大に興味を持つ
    ウインドサーフィン部には、たくさんのかっこいい人がいます。歴代の滋賀の先輩方にも、他大学にも、高みを目指してウインドに取り組んでいる人たちがたくさんいます。同回とウインドの話してみたり、先輩と積極的に関わってみたり。後輩に寄り添ってみたり、遠征のときに普段関わりのない人とはなしたり。他大学や過去の滋賀のブログ覗いてみたり。いろんな世界に触れることで、新しい知識や自分に足りないもの、しんどいときに支えとなる憧れ、がんばる理由も得られると思うし、楽しく頑張れると思います。

    団体戦で、たくととむつみがリザルトをひっぱってくれている中で、他のレディースのように前を走れないことにとても情けなさを感じました。
    あのときこうすればよかった、と部分的な後悔はあります。
    でも、この3年間全体を振り返って、取り組みには満足できる時間を過ごすことができました。運動音痴だし、器用じゃないし、授業もなんかいっぱいだし、でも、環境が違ったら、と思ったことはあんまりなくて、この環境だからこそ頑張れたと思っています。ちょっと頑張ってできるようになる人間じゃないからこそ、満足いく時間が割けないからこそ、こつこつ努力を重ねることを大切に、少なくとも頑張りだけは1番だって自信を持てるように向き合ってきました。
    最後まで、同期や後輩、お世話になった先輩方に結果で示しをつけられる、かっこいいプレイヤーには届きませんでした。それでも、たまに走れたとき褒めてくれる人がいたり、たくさんの方に応援していただいたり、支えていただいたりした自分は本当に恵まれていて、幸せでした。だからこそ、これで終わりではなく、引退した身でもチームに貢献できるよう、自分にできることをしていこうと思います。関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。