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髙橋 (滋賀1)
失礼します。
新教の振り返りを書かせていただきます。
まずは大会を開催・運営して下さった方々、差し入れや応援に来て下さった方々、そして緊急なのにも関わらずセールを貸していただきセッティングを見ていただいたカッターさんありがとうございました。
今回の大会では優勝を目的に掲げていましたが今結果は4位と不甲斐ない結果に終わりました。
レースの内容としても自分の得意な風域で他の大学に差をつけなければいけない微風で3レース中1レースしか走ることが出来ず、その1レースも七夕で負けた人にまた負けてしまい、結果だけで見れば何も良い部分はありませんでした。
その中でも内容的な面では何点か良い部分もあり再現性の高い自分の上達を感じることができました。まず1レース目の風軸が北西で安定するかしないかくらいの風で周りよりも艇速が出せておりスタートで1分ほど遅れてもまくることができたこと。艇速が止まった時の漕ぎ出しが早くのぼりでもエイトを漕いで艇速を出して登らせられたこと、2レース目では海面選択を間違えたが抑えるレース展開がうまく行き順位を大きく落とさずに終われたこと、3レース目はブロウの吹き出し口や他の艇との関係をしっかりと把握できたこと。4レース目は中風になるかならないかの風域でマスパンを漕ぎ角度で少し差をつけられたこと、下りの時即ジャイの選択が早く数人を捲れたこと、スタボアプローチで2回1人まくることができたこと。
風域、風軸の向きごとに自分の中で再現性の高い技能の上達を実感できたことは、今大会の収穫であり、次回からの戦術や今後の練習に活かしていこうと思います。
今大会で実感した戦術の重要性は他の艇、人の理解を深めるこにあるように感じました。特に感じたものは、上りのポートアプローチ艇、下の時のスタボアプローチ艇の少なさ。
マスパンが漕げるギリギリ風域での角度差、立命館上位勢の海面能力、甲子園勢のリーパンの角度レース毎の10番以降は前の艇の後ろをついて行って違うブロウを使おうとしないこと、などは今後も戦術や海面選択において用いることができると感じました。海面能力では立命館、京大の上位勢に少し劣っていたもののマスパン、リーパンの艇速はカッターさんのセールのおかげもあってか劣っているようには感じませんでした。ですがいつものラウンディングでできていなかった漕ぎの能力、艇速が拮抗している相手との競り方が劣っており、奥のブロウを観察しての突破や、漕ぎの選択を誤ってしまうことがありました。七夕とのリザルトの差はこういったところにあり、漕ぎだけ、上位勢の観察だけでは目標を達成することができないことにあると考えています。そのため今後の練習では海面能力の向上を狙い自分が考える海面を選択し、タックポイントを先輩に合わせる事はしないようにしたいと思います。
出艇条件が4になり1人で出艇ができるようになり、練習の自由度が上がったと同時に自分の練習の内容をより深く考える必要が出てきました。今後は積極的に知識を取り入れるために先輩方の質問し技術の全体像をしっかりと理解した上で練習に臨みたいと思います。