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秦(県大4)
インカレ予選の振り返りを書かせていただきます。
まず初めに日頃から応援してくださっているOBOGの方々、そして有給とって現地まで駆けつけてくださったともやさん、引退組の同期、一回生の皆さん、2日間応援や差し入れ、帰着手伝い、道具運搬積み込み等様々な形でのサポートもありがとうございました。
結果としては合計187.3pt、メンズ40位中40位で何とか通過することができました。
今後予選に挑むみんなのために、レースの振り返りと自分なりの今回の予選中の過ごしかたと当時考えていたことをまとめておこうと思います。
<レースの振り返り>
良かった点
・風域関係なく全体的にボーダー付近の順位を取り続けられた
・3レース目走れず後がなくなった4レース目を42位で耐え、2日目に希望をつなげた
・常に本部とアウターを上から結びラインがかなり落ちてることを確認し、4レース目はストパンスタートを、2日目はマスパンでノーズ出して漕げた
・常にボーダー争いしていて精神的にかなりきつい状況ではあったが湖上では地に足つけて挑めた
・総じていつも通りの戦い方をできた
反省点
・ストラップハーネスの艇速が根本的に足りてない
・根拠のないタックをすることがまだある
・オフショアでは下りでかなり捲られる。まずはアンダーとフリーの艇速を磨かなければならない
・本来貯金を作れるはずのマスパンレースで全然貯金を作れなかった
・ストパンの入る風域が予選通過者よりも格段に狭い。そして入ったとしても艇速、角度ともに勝負にならない
・マスパンレースでマニューバのなか走ってしまうことが多々あった。ポイントは角度を出す漕ぎであってもエンドを閉じ切らないこと。一瞬たりともセールパワーをゼロにはしてはいけない
以上です。4回生になり自分の得意風域が消えてしまったのでもう一度基本に立ち返り練習していこうと思います。また、インカレ&団体戦を考えると中風以降がいまだに克服できていないのはかなりまずい状態です。まずはインカレで1レースだけでもいいから、団体メンバーになるであろう選手のなかで中盤くらいの順位をとれるように練習&準備をしようと思います。
〈予選本番の過ごしかた/本番中考えていたこと〉
(予選前)
壊れそうだったジョイントとクリートに引っ掛かりづらかったアウト・5バテン6バテン上下T字を交換しリグトラの可能性を限りなくゼロにする(手っ取り早く速くなりたいなら道具を新調しよう)
1日目
レース前
・いつも通りのセッティングをし、いつもの出艇着を着る。(セッティング不安なら自分が「一番信頼している」先輩にみてもらうのを強く勧めます)
・悩みや緊張を抱え込まずいろいろ相談(一人で抱え込んでることがあったら吐き出したほうが良いです)
レース中(午前)
・1レース目走れずフィニッシュしりょうくんに海面と今後の戦い方について相談
昼休憩:午前のレース走れなかったストレスや焦りを応援組やともやさんなどに発散
レース中(午後)
・2レース目で貯金作る予定だったが失敗。原因と向き合い自分の中でレースの振り返りをする。2上で余計なタックしまくったことが原因と考え、次のレースはタック最小限で行こうと決める。
・3レース目はそのようにしたが60位に終わりもう後がなくなり、今更艇速はどうにもならないから次のレースはせめてスタート飛び出そうと考える。
・4レース目はスタートをほぼ完璧に決めて、結果的にボーダー内で耐えた。首の皮一枚繋がり、明日絶対走ってやると誓う
帰着後
・引退組に現状についていろいろ相談する。
・ボーダー下ではあるが2日目のコンディションがマスパンであることを考えたらまだ全然あるということになり、脳内で明日走るためのイメトレをひたすらした。
・暫定リザルトを見た結果ボーダーから13ptまくる必要があるということになり、ここから通過するには25pt×2くらいでまとめられればいけると判断。マスパンは確実にボーダー内の実力があるので「いつもどおり普通に走ろう」という結論を自分の中で出す。
・彦根帰った後は食いたいものを食いたいだけ食って栄養補給
2日目
レース前
・いつも通りのセッティングをしていつも通りの出艇着を着る。マスパンの漕ぎ感を入念に確認した。
・現役組といろいろ話して背中を押してもらう。早くレースがしたかったがAPでイライラしたので一旦日陰で寝て体力温存
レース中
・5レース目はスタートしっかり飛び出したが思うように走れずフィニッシュ。それでもボーダー内ではあるので安堵しつつ、レースの振り返りをする。2上がマニューバやブランケの中を耐え続ける展開だったため、最後のレースはできるだけフレッシュを走り続けることを強く意識して展開しようと決める。
・最終レース前、待機中にみんなに背中をおしてもらう。「とにかくふつうにいつも通り走ろう」と強く誓う
・最終レースはヒートアップせず冷静に漕いだ。1上では左に振れたと判断し、自分の艇の位置から上マークまではポートロングとみて&下の艇に上り殺されたので早々とタックし右に伸ばす。右海面は艇が少なかったため自然とフレッシュを走れた。それが結果的に当たり1上おそらく16~17位で回航。下りはみんなと同じ動きをして2上へ。
・2上ではとにかくフレッシュを走ること/余計なタックをしないこと/先行している艇&自分が見下ろして漕げている艇を観察し風の振れに対処することを意識して漕いだ。
・2上では捲られなかったが回航間際で12‐1とごちゃつき5ptくらい落としてしまい、最終21位でフィニッシュ
以上です。正直ここには難しいことは一切書いていないと思います。「できないことはしない、いつもどおりの教科書通りのレース展開をする」それだけで勝率は間違いなくグッと上がります。受験で例えると基本問題と標準問題を確実に正解できるように準備していき、そのなかで応用問題を解ければ(得意風域を作り前走ると)言う事なしという感じです。ただ、いつも通りの実力をいつも通り発揮するには、日頃いかに緊張感や目的意識をもって練習しているかが問われます。来年予選に挑むみんなには、来年への戦いはもう始まっていると強く言いたいです。いまからできることを始めていきましょう。動き出しは早ければ早いほど良いです。来年もできるだけ多くの人が沖縄行けるよう、応援しています。
追記
去年の最終レース、滋賀のシングル取った人の中で自分だけ予選に通ることができませんでした。通過を確定させた同期が喜びを爆発させる中、その輪に入れずただ見つめるしかなかった自分にとにかく腹が立ちました。勝者と敗者、ときに残酷なほどのコントラストを生み出す予選のなかで、常に「敗者」のほうにいた自分にとっては、今年通ることは今までのウインド人生の記憶をすべて塗り替えるチャンスであるとともに、今後の人生単位でみても大きなミッションでもありました。ドベ通過ではあるけど通過は通過です、正直コンディション的にはきつかったけど通って本当に良かったです。
また、終始ボーダー争いをしていたなかでかつてないほど1レース1レースに熱い思いをもって挑めました。ここまでアツくなれるこの競技に出会えて幸せででした。
今大会は予選に通るためにここまでサポートしてくれた同期をはじめとする、皆さんの力を感じることができた良い大会だったと思います。そして予選通過した人はもちろん、入賞した4回生3人おめでとうございます、目標であるインカレ優勝/入賞に向けた努力が実ることを心から祈っています。
77-17 秦
